薬学部

薬剤師って頭いいの?

薬剤師って頭いいの?
悩む人

薬剤師って薬渡すだけだよね…

頭良くなくても出来るんじゃない?

よく言われますが、誤解です!

いるか

どうも!北大薬学部卒薬剤師のいるかです!

薬剤師って頭いいの?

薬局で薬をもらう際に、謎の待ち時間の後に薬剤師が出てきて

薬の説明を受けて帰る。そんな時に考えたことがあるのではないでしょうか。

処方箋通りの薬を渡してくるだけの薬剤師って頭良くなくても出来るんじゃね?と。

分かります。私も薬学部に入る前には薬剤師って楽そうなイメージがありましたし。

北大に入ってからは、認識甘かったなぁと後悔したものです。

薬学部を卒業して国試に受かっている時点で頭いい!!

と言ってしまいたいところです。

それはそうとして、薬剤師は頭いいのか?結論としては

薬剤師は日々勉強する必要があり、頭良くなる必要があります!

それはなぜか、解説していきます。

薬剤師って頭いいの?

薬学部を卒業するのがまず大変

薬剤師になるためには、6年間大学に通って卒業する必要があります。

薬学部の大変さはこちらを参照!

薬学部って頭いいの?

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実習・進級試験・OSCE、CBT・卒業試験・卒業発表などなど、様々な苦難を乗り越えなければなりません。

それを全て乗り越えてようやく国家試験への挑戦権が与えられます。

そもそも国試に受からないと薬剤師になれない

ほんとにそもそもの話になりますが、薬剤師になるには国家試験に合格する必要があります。

合格率は7割程度で、そう聞くとまあまあ受かるなぁ…と思われるかもしれませんが

6年間大学に行って本気で薬剤師になりたい人たちがほとんどなので、その中で7割というと意外と難しいです。

患者さんの命に関わってしまうリスクがある薬を扱うために、国が課す試験なので当然といえば当然ですが。

薬の知識をアップデートする必要がある

新しい薬が出たり、既存の薬の適応症や注意書きなどが日々更新されています。

もちろん勝手にそんな知識が入ってくるわけがないので、自分で最新の情報を仕入れて勉強する必要があります。

勉強会や、情報サイト、アプリなどを積極的に活用して日々知識をアップデートしていくわけですね。

患者さんに、こいつ出来るな…と思わせる必要がある

薬の説明を受ける際に、何か質問をしていまいち返事が返って来なかったら

大丈夫かこいつ…

ってなりますよね。

薬剤師が良く使う言葉にコンプライアンス、アドヒアランスというものがあるのですが

ざっくり言うと患者さんがどれだけ薬をきちんと飲んでくれているか、です。

医者がどれだけ考えて薬を出して経過を観察して薬を調整していくとしても

薬を飲んでなければそもそも量の調節なんか上手くいきっこないですよね?

患者さんに納得して薬を飲んでもらうことは非常に重要であり、そこは薬剤師の大切な仕事のうちの一つでもあります。

信頼関係を築かなければ、薬に対する不安感や気になる副作用などを積極的に話してくれません。

そのためには、薬のプロフェッショナルとして信頼に足るほどの知識を身につけなければならないわけですね。

まとめ

ざっくりした解説ですが、色々と勉強する必要がありますよ!ということです。

薬局での薬剤師の業務も近々まとめますのでまたご覧ください!

それでは以上、いるかでした!

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